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御製(天皇陛下のお歌) ふりつもる み雪にたへて いろか へぬ 松ぞををしき 人もかくあれ 解説:どれほど難題が待ち構えていよう とも、あのみ雪に耐えて色を変えない松のように、私たちの大切な国を もっと良い美しい国にしていく。

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ワシントンにあるユダヤ系のシンクタンクJINSA(ユダヤ国家安全問題研究所)が毎年開いているパーティです。出席者はイスラエル軍、アメリカ軍、そしてロッキード社などアメリカ軍需産業の関係者、JINSAはイスラエルとアメリカの交流に深く関与しています。

ブライアン・デイリー(ロッキード・マーティンマリエッタ社)「イスラエルは長年アメリカにとって中東で頼りになる協力者ですから、わが社も力を貸すのです。イスラエルを非常に素晴らしいビジネスパートナーと認識しています。」

ショシャナ・ブライアン(JINSA)「兵器の実地テストがイスラエルならずっと短時間で実現します。イスラエルは本核的な戦争を何度も経験しているので、アメリカより兵器を使う上で早く問題点を見つけられるのです。」

アメリカの同盟国の中でもイスラエルとの関係はとても特殊なケースと言われています。
その深い結びつきの一端を覗(うかが)わせる機密文書が2007年11月公開されました。
1969年当時のキッシンジャー補佐官がニクソン大統領に宛てたメモランダム、イスラエルの核開発についての進言です。


かつて仏の技術協力で建設された原子力施設でイスラエルが密かに開発したとされる核兵器、この問題にアメリカ政府はどのような対応をとるべきなのか、国務省、国防総省、統合参謀本部の意見がまとめられています。
メモの中で、キッシンジャーは次のように書いています。


【イスラエルの秘密裏の核兵器開発は中東に危機を招き、阻止しなければならない。イスラエルにアメリカの意志を伝えるには戦闘機売却の停止など具体的圧力が必要である。しかし一方で、アメリカがイスラエルの核保有を公にすれば、国際社会の注目を招くことになる。結果として、ソビエトとアラブ諸国との核の関係が強化され、米ソの核対立の危険性も増すことになる。】

キッシンジャーはこれこそアメリカが直面するジレンマと指摘しました。

アブニール・コーヘン(中東問題研究者)「聞かざる、言わざるという秘密の協定です。アメリカは何も質問しない、イスラエルも何も答えない。そもそもイスラエルも秘密主義を維持するつもりでした。この政策は現在まで変更されること無く続けられています。しかしイスラエルにとってこれが効果的に働くためには『何かがそこにある』、という噂が必要でした。」

シモン・ペレス(イスラエル大統領)「世界中が、そしてアラブ諸国が『我々が核を持っている』のではないか、と疑っています。疑われているのならそれで十分です。疑いだけで十分抑止力になります。脅威がなければ抑止も必要ない、脅威がなければ相手を脅かす必要もない。

オシラク空爆から26年後新たな攻撃作戦が行なわれました。2007年9月、イスラエル軍がシリアを空爆、NYタイムズなどアメリカの新聞はイスラエルからの情報として攻撃目標はシリアが秘密裏に進めていた核関連の施設だった、と報じました。
シリア政府は即時にこれを否定、イスラエルの攻撃を紛れもない侵略行為として国連に訴えました。


その後新聞各紙は「これはシリアが北朝鮮の支援で開発していた原子炉だった」、と続報していきます。
浮上したシリアと北朝鮮との関係、朝鮮中央テレビもこのニュースを伝えました。


いつものおばさんキャスター「攻撃はシリアの主権を侵害し、平和と安全を著しく破壊するきわめて危険な挑発行為である。」

これは中東の核施設を調査しているアメリカのシンクタンクが公開した衛星写真、爆撃前の8月に撮影したシリアのものです。施設の規模や構造が北朝鮮のニョンビョンにある実験用の原子炉と似ていたことから、同じ型の原子炉ではないか、との疑いが広がりました。

攻撃から1ヵ月後の写真、シリアは残骸を撤去し、更地にしたことでさらに疑惑は深まりました。
2008年4月、アメリカ政府はこれが「北朝鮮の協力によって造られた各施設だった」と断定しました。


ジョン・ボルトン(元国連大使)「オシラク空爆は大量破壊兵器の脅威に対して行なわれた最初の先制攻撃でした。それ以後アメリカは核の拡散について真剣に受け止めるようになりました。軍事行動が最良の解決策である、とは言えません。しかし他に解決策がないなら有効なオプションであることは事実なのです。

デビッド・オルブライト(元IAEA査察官)「シリア攻撃で明白になったことは、中東では単に原子炉の保有を考えるだけで、十分な攻撃の理由になる、という事です。中東の核化はますます大きな問題となっています。核施設への攻撃は攻撃された国の核兵器を求める動機をさらに高め、戦争が起きる確率は大きくなります。負の連鎖が生まれているのです。

セイモア・ハーシュ(ジャーナリスト)「客観的に見ればイスラエルの戦争行為だったのが明らかだったのに誰も気に留めない。当初さまざまな批判もあったのに、核施設だった、という情報があった途端、誰もが容認するようになった。これはもちろんイランへのメッセージでもありました。」

現在イスラエルはイランの核開発を中東最大の脅威としています。
2008年6月、イスラエルは建国以来最大規模の軍事演習を実施、その攻撃目標はイランの核施設だった、と言われています。


一方イランも、翌月、イスラエルを射程としたミサイル実験を敢行。対立姿勢を強めています。

アフマディ・ネジャド(イラン大統領)「世界中の人々がこぶしを振り上げてひとつのスローガンを叫んでいる。イスラエルに死を!」

エフード・オルメルト(イスラエル首相)「ブッシュ大統領も指摘しているように、いかなるオプションも排除すべきではない。」

破滅の時を刻む大時計を止めるためにイスラエルが採った「オシラク・オプション」・・・
しかしそれは中東全体を新たな核疑惑の渦の中に巻き込み、今も時計の音は鳴り続けています。

(番組終了)

(続く)

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