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御製(天皇陛下のお歌) ふりつもる み雪にたへて いろか へぬ 松ぞををしき 人もかくあれ 解説:どれほど難題が待ち構えていよう とも、あのみ雪に耐えて色を変えない松のように、私たちの大切な国を もっと良い美しい国にしていく。

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1981年6月7日、シナイ半島モハベ砂漠エツィオン空軍基地、午後4時、8機のF-16戦闘機が動き始めました。F-16に搭載されたカメラには20分テープが装備され作戦の一部が記録されています。

離陸後、すぐにアカバ湾を越え、アラビア半島に入ります。8機のF-16はヨルダン、サウジアラビアの国境地帯を領空侵犯して東に向かいます。針路を北東に変えてイラク国境を通過、バグダッドまではおよそ1100キロ、90分の飛行です。

これはパイロットが実際に携行した飛行地図です。離陸から攻撃目標まで分刻みの航程が記載されています。

攻撃に参加した8人のパイロット、アメリカで訓練を受けた4人に加え、さらに4人が選ばれ、攻撃チームが編成されました。20代後半から30代の精鋭です。
テープにはパイロットの声も録音されています。

ガンカメラ音声「燃料切れが心配だ・・・」

レリク・シャフィール(P)「本当にギリギリの燃料しか搭載していませんでした。もし途中で予想外の事態に遭遇したら、燃料を無駄に消費してしまうだろうし、帰りの燃料が心配でした。」

ドゥービー・ヤッフェ(P)「ヨルダンとサウジアラビアのレーダー探知を避けての低空飛行でした。アメリカの早期警戒機も要注意でした、湾岸の全域をカバーしていましたから。」

ガンカメラ音声「・・・今イラクの国境を越えた・・・国境監視所が見える・・・左方向に敵の基地が見える・・・まずいな・・・」

ジープ・ラズ(P)「心配はもちろんイラクの出方でした。迎撃の戦闘機を飛ばしてくるのか、ミサイルなのか、イラクは多くのミサイルを配備していました。」

ハガイ・カッツ(P)「自分に言い聞かせていました。オイ、これは訓練じゃないんだぞ、本物の、それも飛び切り、重要な任務だぞっ、てね。」

ガンカメラ音声「・・・鉄道が見える・・・アラブ人が見上げている・・・何が起きているか、わかるかな・・・レーダーのスイッチオン・・・燃料はたっぷりある、大丈夫だ・・・あぁ、ユーフラテス川だ・・・攻撃目標まであと少し・・・あと12マイル、何かが左に見える・・・ハイウェイが見えた、予定どおりだ・・・OK、ミグ(戦闘機)はいない・・・(一瞬だけ機外交信)・・・敵はミサイルも発射してこない・・・上昇ポイントに来たぞ・・・」

それまで高度30メートルの超低空飛行を続けてきたF-16は目標の手前20キロの地点でアフターバーナーに点火、攻撃目標を確認するため高度2000メートルまで急上昇します。

ハガイ・カッツ(P)「上空で目標を確認したら絶対に目をそらしてはいけません。目標を見失うからです。その後機体を反転させ、目標に向かってダイブ、爆弾投下、となります。目を離さなければ90%は成功です。」

F-16の一番機が急上昇、攻撃態勢に入ります。上空で反転、目標に向かって急降下を開始、画面左上に現れる黒いマークが爆弾投下の瞬間です。二番機、三番機と波状攻撃が続きます。

レリック・シャフィール(P)「一番機と二番機の爆弾には爆発を遅らせる時限装置が装着されていました。爆発の噴煙で後続機が目標を見失わないようにするためです。」

ガンカメラ音声「・・・対空砲火だ・・・」

ハガイ・カッツ(P)「一斉射撃が始まりました。ほとんどは機関砲でしたが、地上は火花のカーペットを敷き詰めたようでした。」

ガンカメラ音声「・・・攻撃目標は良く見える・・・」(機外交信とともに次々と投下の映像)

レリック・シャフィール(P)「原子炉のドームは西日を受けて光り輝いていました。・・・次の瞬間スローモーション映像のように粉々に吹き飛びました。」

ドゥービー・ヤッフェ(P)「攻撃は40秒でした。このために周到な準備をしてきたのです。」

ジョバンニ・クリスピーノ(フィーグ社建築技師)「すぐに着替えて車で現場に直行しました。まだ残って働いている人がいたので、助けに行かなくては、と思ったのです。ゲートの前に着いたのですが、イラク兵が大勢出ていて、中に入るのを止められました。兵士達はとても興奮していました。サーチライトが夜空を照らしていました。外から見ても原子炉はかなりの被害が出ているようでした。私が四年をかけた仕事を彼らはたったの1分で完全に破壊したのです。なんとも言えない虚しさと怒りを覚えました。」

ガンカメラ音声「こちら隊長機 全機無事か。・・・大丈夫です 合流します。・・・爆弾は命中しました。・・・原子炉破壊は確認できたか。・・・目標は作戦通り破壊されました。・・・了解・・・」

(テロップ)オシラク空爆の犠牲者は仏人技師1人、イラク人10数人と発表された。

空爆で原子炉を破壊する、という前代未聞のニュースは世界を驚かせました。翌日に開かれた緊急の記者会見でベギン首相は、この攻撃が自衛目的であったことを内外に強く訴えました。

メナヒム・ベギン首相「この24時間に多くの非難がわが国に寄せられたが、謝罪するつもりはない。」

街頭ではイスラエル国民に呼びかけます。人々は熱狂して聞き入りました。

ベギン首相誰を罰するのですか。原爆を望んだフセインではなく阻止した私たちなのですか。今、私は断言します。これからもこの国で平和に暮らし続けます。

聴衆の歓声と「ベギン」コール

(続く)

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